2019年12月16日
昨日の(いだてん)最終回を見ていて「お!」と思ったこと、金栗四三が、ストックホルムで記念のゴールインした白黒の記録映像が流れましたが、インタビューされている後ろでカメラマンがしきりに写真を撮っているのですが、そのカメラはおそらく「ライカMP」ではないかと思われます。カメラ上部のフィルム巻き取りレバーではなく、底辺に取り付けられた「ビット(MP)」レバーで巻き取りを行っているので・・・
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12/18:追記=「ライカMP」ではないか?と思っていたのですが、(M-2=後期型)かもしれませんね?記念の日は1967年3月ということで、「ライカMP」の発売は1956(昭和31年)ですので、ちょっと遅いかと思います。1966年に(KS15-4)と呼ばれた米軍納入品の内、キャンセル品(M-2)が市場に流れ、これがライカビット(MP)を付けられる仕様のようですので此方かも?。
尚(M-2R)は1969年発売ですので、時期がずれています。
映画用照明が有るにしても、ストロボなしで、この時代はフィルムISO感度も低く、低速シャッターと開放に近い絞りで、ライカビット(MP)付のライカで撮影(3-4枚写しているようです)している動画に興奮します。社有のカメラにしても、個人所有のカメラにしてもカメラマンは使いこなしているようです(ライカ病感染者ですね)[アサヒカメラ1997年4月増刊:M型ライカの研究を参照しました]
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[いだてん]の総集編では、カメラマンが金栗四三の後ろに廻り込んだところで、カットされていました(残念/写真が携帯に残っていたので張付けました=3/25)